うつと私、第五話
第五話「一か月半経過、いまだ変化なし」
ついに一か月が経った。
しかし会社に復帰してもう一度同じ仕事を
するなんて死ぬのと同じぐらい恐ろしい事だった。
正直に、まだ良くならないため、もうしばらく会社を休みたいと電話で上司に相談した。
少し間が空いたが、
「分かった。だけど診断書は一か月の療養だからもう一回診断書書いてもらってきて、そこから部長に判断してもらうから」との返事だった。
すぐさま、病院へ行ってあと一か月、つまり
2018年2月までを療養期間とすると書いた診断書をもらった。
ちなみにこの診断書だが、めちゃくちゃ高い
A4の紙一枚で5000円近く取られる。
全くボロい商売である。
せいぜい5分のWord文書作成で5000円稼げるのだから(時給換算したら1時間6万円!!)
しかも勿論診察代と薬代は別料金。
私も医者を目指すべきだった、
そう考え直させられるぐらいの衝撃プライスである!
医者(特に心療内科)は儲かる。
ちなみにこの儲かるという字、
みなさんお気づきだろうか?
信者と書いて儲かるなのだ。
まさに私は、いや心療内科にかかっている
人全員が医者の信者なのだ。
と、また話が脱線してしまったが、
新しい診断書をもらい会社に提出したところ
割と快くもう一か月休む事を承諾してくれた。理解のある会社で救われた。
そんなこんなでもう一か月の執行猶予が付いた。しかし、うつ病は良くならない
俗に言う出口のないトンネルに入り込んでいた。
目の前にあるのは果てしない闇だった。
まさに"Tomorrow never knows"状態だ。
(ってお前ミスチルか!!笑)
冗談はさておき、(今ではこんなしょうもない冗談が思いつくぐらいに回復していると思ってもらいたい)
そしてまたしばらく
こたつで過ごす日々が続いた。
つづく
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