人生を生きる為に大切な事は

うつ病経験者が語る鬱との向き合い方、克服方法を紹介していきます。あとはクルマの話しとか

うつと私、第十一話

第十一話「悪夢再び」

 


2018年11月28日、

待ちに待ったアウトバックの納車日

 

 

 

 

しかしそんな事とは裏腹に

私の気分は落ち込んでいた

 

 

 

 

 

 

 

そう、

うつの病魔はすぐそこまで来ていたのだ

 


今回思い当たる引き金はアウトバックを買った事による、レガシィツーリングワゴンを手放してしまったという喪失感と家のローン以外の借金を抱えてしまったというプレッシャーが原因だったと思う

 

 

しかし、今回不幸中の幸いだったのは仕事を休職する事態まで追い込まれてはいなかったという事

 

 

私の異変に一番始めに気が付いたのは妻だった


"大丈夫??

最近また元気ないんじゃない??"

 


"大丈夫!

仕事も行けてるし、一過性のものだよ"

と妻を安心させるために少し嘘をついた

 

 

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それが12月半ばの事だった

 

 

 

そして12月下旬頃、またご飯の味がしなくなった。

この時には自覚していた

 

 

 

 

またか、と

 

 

 

 


それでも仕事には行けていたので

騙し騙しではあったが会社を少し休みながらも日々を過ごしていた

 

 

 

そして2019年1月、

妻の妹にも私の様子がおかしい事に

気付かれた

 

"お兄さん、元気ないけど大丈夫??"

 

 

不安になった妻からは病院へ行くことを促された

 

 

 

隠し切れないと察した私は正直な気持ちを打ち明け、2月を過ぎても治らなかったら医者へ行く事を約束した

 

 

 

そして迎えた2019年3月、

やはり体調は優れず、元気も無かったため

私は再び心療内科を受診する事を決意した

 

 

 

ここで一つ言っておきたい事がある

 


2018年12月から2019年8月まで私が服薬していた薬はパキシルという薬だった。

 


私の見解だが、このパキシルという薬は

即効性は高いがその反面、気分がアッパー気味になるリスクがある、分かりやすく言うと

薬が効いたおかけで過剰にハイテンションになるが、その反面薬が切れると気分が落ち込むと言った感じだ。

恐らくアッパー系のドラッグを使用した時の感覚に似ている

ちなみに私はドラッグは

リポビタンD以外やった事はない

 


この事に関してはググると資料が出てくる

 

 

 

2019年の夏頃、私が絶好調で調子に乗っていた理由は多分このためだと考えている。

 

 

 

 


受診の結果、診断されたのは

やはりうつ状態

 

 

 

しかし、去年患った経験もあるし、

多少仕事にも慣れていこともあることから

うつ状態ながらも仕事へは行けているのだろうと

 


そしてこれを治すためにはやはり

薬を服薬してしっかりと治療を続けることが大事だと診察された。

 


うつ病の治療は3ヶ月や半年など短期間で治るものでは決してなく、一年、いや一年半以上かけてようやく薬に頼らなくてもよくなる、それぐらい根気と長い時間が必要なものだ。

 

 

 

今回、新しく処方された薬は

レクサプロという抗うつ薬

パキシルほどキレ(効き目)はないが

穏やかに効いていってそして長く

身体に残る分、変なハイテンションに

なりにくく、穏やかな気持ちでいられる

状態が安定しているとの話だった。

 

 

 

 


再発ということもあり、私は

医者のこの言葉を信じて再び

うつ病の治療を開始したのであった。

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

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